見守りサービスを導入することで高齢者のプライベートが保護されなくなるのではないかと不安に思う人も中にはいるかもしれません。
高齢者の見守りを監視か何かのように捉えるとそういう不安が生じるのも理解はできます。ですが、現在提供されているサービスは、室内に例えばビデオカメラを設置したり、言い方は適当でないかもしれませんが盗聴器を設置して映像や音声を逐一見張るようなタイプのものでは全くなく、プライベートはほぼ完全に保護されています。
イメージとしては、例えばトイレにセンサーを設置して利用のたびにその情報を把握したり、あるいは部屋の照明スイッチとか、ガス器具などと連動していてオンオフの状況が分かるといったレベルに過ぎません。
それもプライバシーに含まれると言ってしまえば全否定は難しいかもしれませんが、本人が室内で何をしているのか、例えばテレビを見ているのか本を読んでいるのか、それとも友達を招いて話をしているのかといったことまでは全く分からず、普通の意味でのプライバシーはしっかり保護されていると言えるでしょう。
日本では少子高齢化や核家族化が進んだ結果、高齢者のみの世帯が増加しています。さらに地域のコミュニティも希薄化しているのが現実です。
特に都市部はその傾向が顕著で、世代間交流が少ない高齢者は地域内で孤立しがちです。高齢の親と離れて暮らしていて、日々心配に思われている方も少なくないでしょう。
地域で暮らす高齢者の自立した生活を支えていくために、公的なサービスとしてあいさつや声かけ、安否確認のための訪問など、見守り活動を積極的に展開している自治体もありますが、必ずしもそれで十分とは言えません。日常生活を常に見守ってくれるわけではないからです。その点、民間の高齢者見守りサービスは大変充実しています。
たとえば、自宅に設置したセンサー機器の感知によって安否確認を行うサービスです。非常時と判断された場合は自宅まで駆けつけるタイプもあります。
また、自宅に設置したカメラを通して、遠くに住む家族が本人の健康状態などを確認できるサービスも人気です。
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◎2020/01/31
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